では、「足が速くなるために」をテーマに、
疲労回復・筋トレ・練習メニューをそれぞれ5つずつ、理由やポイントも添えて説明します。
*重りを持っての筋トレは中学生以上推奨
① 疲労回復(速くなるための土台づくり)
疲れが残ると筋肉が成長しない。
また、怪我にも繋がります。
- 十分な睡眠(7〜9時間)
- 成長ホルモンの分泌が最大化され、筋修復とパフォーマンス回復が促進されます。
- 特に22〜2時は筋肉修復のゴールデンタイム。
- ストレッチと軽い可動域運動(クールダウン)
- 練習後の軽いジョグやストレッチで血流を促進。乳酸の代謝を早めます。
- 温冷交代浴・入浴
- 温熱で血管拡張 → 冷水で収縮を繰り返すことで、筋肉内の疲労物質を効率的に排出。
- 栄養補給(特にタンパク質+炭水化物)
- 練習後30分以内にタンパク質20g、炭水化物40〜60gで筋修復&グリコーゲン回復。
- マッサージ・フォームローラー
- 筋膜のこわばりをほぐし、次の練習で可動域が制限されるのを防ぐ。
② 筋トレ(スプリントに必要な筋群強化)
速く走るには「地面を強く押す力+瞬発力」が必須。
- スクワット(バーベルor自重)
- 大腿四頭筋・ハムストリング・臀筋を総合的に強化。
- 爆発的な地面の押し込みに直結する。
- ヒップスラスト
- 臀筋の出力を高め、ストライドを伸ばす。
- ハムストリングスの負担を軽減しケガ予防にも。
- ルーマニアンデッドリフト
- ハムストリング・臀筋・脊柱起立筋を鍛え、地面を蹴る推進力を増加。
- カーフレイズ(片足重視)
- 腓腹筋・ヒラメ筋を強化し、接地時の反発力をアップ。
- 速い切り返し動作に重要。
- メディシンボールスロー(前方・後方)
- 体幹と全身の連動を強化。スタートダッシュや加速時の爆発力向上。
③ 練習メニュー(実際の走力アップ)
筋力をスピード動作に転換するためのドリル。
- マーク走
- マーク間隔を一定にすることで、接地リズムが安定します。
- 特にフォームが安定しない人、レース後半でスピードが落ちる人には必須レベルの練習です。
- 坂ダッシュ(20〜40m)
- 登りで自然に前傾&高い地面反発を得られる。
- 膝の引き上げと爆発力を強化。
- ハイニー・スキップ
- 腿上げ&リズム感の向上。接地時間短縮とストライド調整に効果的。
- 加速走(助走付き30〜60m)
- 最大速度区間でのフォーム改善。
- 助走で加速済みの状態から最高速維持を練習。
- プライオメトリクス(バウンディング・ホッピング)
- バネと地面反発の利用効率を高める。
- 地面接地からの素早い反発が速くなる。
練習では記録をとることも大事になってきます。
記録を残すことの重要性
1. 成長の可視化
- タイムや距離が数字で残ると、上達がハッキリ分かります。
- 逆に記録が伸びていないときも早めに気づけるため、練習内容の見直しが可能。
2. モチベーション維持
- 記録が更新されると「もっと頑張ろう」という気持ちが自然に湧きます。
- 停滞期でも「去年よりは良くなってる」という実感が支えになります。
3. 練習効果の検証
- 例えば「ジャンプ力が上がったら加速タイムも良くなった」など、
どの練習が結果に直結しているかを分析できます。 - 効果が薄いメニューは削って、効率的な練習計画が作れます。
4. 目標設定が明確になる
- 「30mを4.0秒 → 3.8秒にする」「立ち幅跳びを2.5mにする」など、
明確な数値目標ができると、練習の集中力が上がります。
5. ケガ予防の手がかり
- 記録が急に落ちた場合、疲労やフォーム崩れ、ケガの前兆を早期発見できます。
以上、で「足が速くなるために」の説明を終わります。
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