子供の時期のスポーツ・運動の指導について

子供の時期のスポーツ・運動の指導について

人の発育・発達段階

人の成長段階は年齢に応じて幼児期児童期思春期青年期を経て成人期に至りますが、女子と男子の成長を比べると、女子の成長は男子よりも2年早いという特徴が見られます。

つまり女子の方でが男子よりも早く思春期を迎えるということです。

また、13歳までの時期は男子では児童期から思春期前半、女子では児童期後半から思春期にあたります。

次に、年齢による身長(発育)の増加割合を示したものです。

身長は、生まれてまもなく思春期(1214歳頃)に大きな伸び率を見せます。

そして後者を思春期スパークと呼んでいますが、男子は14歳頃、女子は12歳頃になります。

しかし、このスパーク期は個人差が大きく、男子では早い子で12歳、遅い子で16歳とされていますし、女子の早い子は10歳、遅い子は14歳とされています。

ここで注目したいことは、身長の伸びは全身一律ではなく、発育段階によって成長の著しく部位が異なるということです。

例えば思春期までは脚部の伸びが著しいのでそれだけ弱く傷つきやすいという事です。

よってトレーニングにおいて、脚部に大きな外力が加えられたり、使いすぎたりすれば外傷・障害を引き起こしてしまうことになります。

この時期における脚部の損傷損害が身長の伸びやその後のスポーツ・陸上競技活動を行っていく上で、大きな痛手となることがあるので、十分に気をつけなければなりません。

また、児童期から思春期前半までの発達の特徴として神経系の伸びの著しいことが挙げられます。

中でも912歳はゴールデンエイジ期と呼ばれ、技術取得が容易に行える時期だとされています。

以上で述べてきたように、正しく効果的な指導を行うためには、人の成長段階やその特徴をよく理解していくことが必要です。

 

スポーツ庁が出している体力測定テストの結果を出しています。

走るパフォーマンスに関係のある所のみ入れています。

運動部・スポーツクラブに所属の有無での差も凄く出ます。

 

器用な子供を育てるために

器用な子供を育て育成するためには49歳頃が大切です。

器用であるということは、大脳からの命令が筋肉にうまく伝わることですが、この仕組みが最も発達するのが49歳頃です

器用な子供を育成するためには、この時期に様々な動き直立性姿勢の動き、変形姿勢の動き、高低移動の動き、物を持った動き、動きに対応した動き(相手、ボール、リズム、縄跳びなどに対応)をまんべんなく身につけることが必要となります。

以上の動きの中で「動きに対応した動き」は4歳で活発になり、67歳で急速に伸びるとされています。

この時期に相手の動きに対する反応、リズム運動、なわとびなどによる様々な動きを作りを行うことが大切です。

プレ・ゴールデンエイジ期

58歳は「プレ・ゴールデンエイジ期」と呼ばれています。

この時期は、次に来るゴールデンエイジ期(912歳頃)の前段階として大切な時期です。

この時期は様々な動き作りやスポーツ・運動を行うことによって、神経系の配列をできるだけたくさん作っておくことですし、特にスポーツに関連した動作の習得や調整力(リズム、バランス、タイミング、協応性など)を養成しておくことです。

神経系は筋系や呼吸・循環器系と違って、トレーニングや運動経験によって一度神経経路が作られると、その後ほとんどトレーニングを行わなくても消失しにくいものです。

例えば、自転車や鉄棒(逆上がりなど)、スキーやスケートなどのように一度覚えると久しぶりに行ってもすぐできるのは、神経経路ができているからです。

よって早い時期に運動やスポーツに関する基礎的な動作やスキルを獲得しておくことが必要です。

昔は自然の中での遊びや様々な戸外遊びによって種々の動きやスキルを身につけることが出来ましたが現在では環境が大きく変化し、子供たちが野外・戸外遊びを行うことが少なくなったため、遊びによって種々の動きのパターンを身につけることが難しくなっています。

そこで今の子供たちにはそれを補うための様々な動きやスキルを身につけさせるための指導が必要になってきます。

ゴールデンエイジ期

プレ・ゴールデンエイジ期に続いて「ゴールデンエイジ期」を迎えます。

年齢的には912歳頃がこの時期にあたります。

この時期は技術取得が容易に行える時期であることからゴールデンエイジと呼ばれているわけです。

この時期は動きやあらゆるスキルの取得が容易に行える生涯唯一の絶好機であるというわけです。

よって指導者はこの時期を見逃してはならず、種々のスポーツやゲームを行わせたり、陸上競技の走・跳の様々な動きやスキルを正しく身につけさせるよう指導することが必要となります。

この時期におけるスポーツや陸上競技の多種目の技術の取得は、後になって専門種目の技術を向上させる上で非常に役に立つことになります。

ポスト・ゴールデンエイジ期へ

「ポスト・ゴールデンエイジ期」の13歳頃はホルモン(成長ホルモン、性腺ホルモン)の多量な分泌により、思春期を迎えます。

また、身長のスパーク期と一致するので、十分な栄養や睡眠をとり、発育を最大限重視するとともに、柔らかく弱い骨や関節を酷使しないよう考慮配慮してトレーニングを進めることが必要です。

さらに13歳〜14歳頃までには速筋線維の発達に伴い、敏捷性が急激に発達します。

また呼吸・循環器系機能も発達しますので持久力の養成においても効果的な時期となります。

以上述べたようにポスト・ゴールデンエイジ期は様々な身体的変化が起こる中で、

身長のスパーク期がほぼ終了するために、女子では13歳〜14歳頃から男子では16歳頃から筋力・パワーを養成するウエイト・トレーニングが導入できるようになります。

その結果、今まで取得した技術をより速く、よりパワフルに行えるようになり、一気にパフォーマンスが高められます。

なお13歳頃の動作取得のレディネス曲線の落ち込みはクラムジーと呼ばれる一時期の現象を示しています。

この時期は身長が急激に伸びるために体の支点・力点・作用点に狂いが生じ、動きや技術にぎこちなさが出てくるというものです。

そうしたときには焦らずしっかりと動きの修正や調整を図る必要となります。

ところで、ポスト・ゴールデンエイジ期は1315歳頃の身長急伸(スパーク)期から始まり、1618歳頃の身長急伸期以降へと移ります。

そして、身長の伸びがほぼ停止する発育完了時期、(19歳以降)はトップ競技者を目指して本格的な厳しい専門種目のトレーニングを中心に実施していくことになります。

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